株式投資において、楽観視は時に自分の首を絞めます。
そしてそれは、お金だけでなく人生そのものにも当てはまります。
私はそのことを、貯金が100万円を切った瞬間に思い知らされました。
それでも私は、「なんとかなるだろう」とどこか楽観的に構えていたのです。
しかし、その考えはある簡単に、完全に崩れることになります。
楽観から始まっていた“見て見ぬふり”
すでに共有口座の残高が150万円を切っていたにもかかわらず、
当時の私は深刻に受け止めていませんでした。
「まだ大丈夫」
「そのうち回復する」
そんな根拠のない安心感に、どこかすがっていたのだと思います。
今振り返ると、それは楽観ではなく、
現実から目をそらしていただけでした。
転機は、2人目の妊娠
その楽観が大きく揺らいだのは、2人目の妊娠がわかったときです。
新しい家族が増えることは、純粋にうれしい出来事でした。
しかし同時に、「守るべきものが増える」という現実も突きつけられます。
家族が増えるということは、責任が増えるということ。
そしてその責任は、自分の想像以上に重いものでした。
コロナ禍で一変した働き方と収入不安
2021年3月頃、勤務先でも明らかな変化が起き始めました。
当時はコロナの影響で、社会全体が大きく変わる過渡期。
リモートワークが広がる一方で、工場勤務の私はこれまで通り出社を続けていました。
一方、本社の営業部門ではリモートワークが進み、働き方は大きく変化。
その影響は徐々に現場にも及び、仕事の内容も変わっていきました。
そして、会社の業績は少しずつ悪化していきます。
「給料が減るかもしれない」という現実
「このままだと給料が減るかもしれない」
そんな不安の声が、周囲でも増えていきました。
ニュースでも、解雇や給与減額の話題が連日のように報じられ、
精神的にも追い詰められていきます。
未来に対する安心感は、確実に失われていきました。
そして、貯金は100万円を切った
それでも、共有口座の残高は減り続けます。
そしてついに——
貯金が100万円を切りました。
その瞬間、これまでどこか他人事だった「お金の不安」が、
一気に現実のものとして押し寄せてきたのです。
気づいたこと|楽観は“安心”ではなかった
このとき、はっきりと気づきました。
それまで自分がしていたのは「楽観」ではなく、
不安から目をそらすための思考停止だったということに。
現実を直視しなければ、状況は何も変わらない。
むしろ、気づいたときには手遅れに近づいていく——。
【まとめ】
・楽観はときにリスクになる
・環境の変化は突然やってくる
・お金の問題は「気づいたとき」が一番重要
そして何より、
見て見ぬふりをしている間にも、状況は確実に進んでいくということです。
貯金が100万円を切ったあの日から、
私はようやく「お金」と向き合い始めました。
では、具体的に何から始めたのか。
そして、どうやって立て直そうとしたのか——。
👉次回で詳しく書いていきます。

