その名もIOST。
当時は何もわかっていませんでしたが、とにかく「すごいらしい」という情報ばかりが目に入ってきました。
昔から、
「何も知らない人が飛びつき始めたら天井」
と言われます。
今振り返ると、まさにその典型例でした。
「次世代」という言葉に完全にやられた
日本との関係性も深く、日本の取引所でも購入できる。
処理速度が速く、次世代ブロックチェーン。
そんな魅力的な言葉が並びます。
調べれば調べるほど、メリットしか出てきません。
ネットにはキラキラした情報ばかり。
「これは間違いない。」
そう思って買いました。
キラキラ情報は、上昇相場ではよく見える
今ならわかります。
価格が上がっている時ほど、良い情報だけが拡散されます。
そして、多くの人が飛びついた頃に大口が売り抜ける。
これは暗号資産だけではなく、多くの投資商品でも見られる光景です。
最後に高値で買った人が、大きなダメージを受ける。
当時の私は、その「最後の一人」でした。
新記録を更新し続ける含み損
買った直後から、価格は予想どおり下落。
初月で含み損▲35%。
「過去最大の含み損だ…。」
そう思ったのも束の間。
4か月後には**▲50%。**
また新記録。
その頃、ふと昔見た競泳選手のイメージが頭に浮かびました。
世界新記録を次々と更新したイアン・ソープ。
私の投資も負けじと、
含み損の世界新記録を更新し続けていました。
最大含み損は、まさかの▲90%
そして迎えた最大含み損。
▲90%。
ここまでくると、もはや笑うしかありません。
仮想通貨版リーマンショックを、一人で体験しているような気分でした。
「はぁ……。」
その一言だけを残し、私は売却しました。
ネットの情報を信じすぎた代償
当時のネットには、
「将来有望」
「爆上がり確実」
「次の○○になる」
そんな記事が溢れていました。
でも今思えば、それらの多くはアクセスを集めるための記事だったのかもしれません。
もちろん、すべてがそうだったとは言いません。
しかし、情報を鵜呑みにした自分にも大きな責任がありました。
▲90%という数字は、運だけでは到達できません。
知識不足と過信が生んだ結果でした。
この経験で学んだことは一つ。
「自分で理解できないものには、大きなお金を投資しない。」
これは今でも、私の投資ルールになっています。
次回予告
暗号資産投資、最後にたどり着いた場所。
氷河期パパが最後に選んだ仮想通貨とは――。
