このころになると、著名な投資系ユーチューバーの動画も見始めるようになりました。
コロナ禍の中期に入り、航空業界もさまざまな形で話題に上がっていました。
ワクチンも世に出始め、「今後は航空株が戻るのではないか」と感じていた時期です。
その時に参考にしていたのが、著名な投資系ユーチューバーである「高橋ダン」さんでした。
航空株に対して自分と同じような見方をしていたこともあり、JALとANAを購入するに至りました。
しかし、この判断は後に間違いだったと気づくことになります。
もちろん、ユーチューバーが悪いわけではありません。
問題だったのは、情報に踊らされていた自分自身でした。
YouTubeは、動画による導入のしやすさが大きなメリットです。
一方で、内容がどれだけ素晴らしくても、見せ方が地味だと初心者はなかなか食いつきません。
逆に、派手なパフォーマンスや強い言葉ほど、人の心を動かします。
当時の自分には、それがわかっていませんでした。
コロナで傷ついた航空業界
当時の航空業界は、コロナによるダメージで経営状況が大きく悪化していました。
企業存続のため、大規模な人員削減やコスト削減が進められていた時期です。
しかし、予想以上に「旅行への心理的な抵抗感」が長引き、業績の回復は想定より遅れました。
その結果、企業は株主に対して無配を継続。
当然ながら、株価も下がり続けることになります。
つまり、
- 無配
- 株価下落
このダブルパンチをまともに受けることになりました。
失敗の原因を振り返る
この失敗の原因は、ひとえに自分自身にありました。
- 世界的パンデミックからの回復には時間がかかることを想定できなかった
- そもそも航空業界への理解が浅かった
- 財務指標を読み解く力が不足していた
これが、当時の自分を分析した結果です。
時代の変化を読めていなかった
当時は、WEB会議の導入が一気に進み始めた時期でもありました。
それまで当たり前だった「現地での打ち合わせ」が、必須ではなくなっていったのです。
つまり、社会そのものが変化していました。
そのため、航空業界がコロナ前の業績や株価に完全に戻るには、かなり高いハードルがあったのだと思います。
このことに気づくまで、1年半〜2年ほどかかりました。
ただ逆に言えば、航空株を実際に保有し続けたからこそ、見えてきた部分でもありました。
苦い経験も、今では大切な学び
現在、航空株はすべて売却済みです。
- ANAはマイナス
- JALはプラス
という結果で終わりました。
結局、時世柄ということもあり、株主優待を使う機会もほとんどありませんでした。
自分の中では、かなり苦い記憶です。
ただ、この経験があったからこそ、
「自分で調べて、自分で考えて投資することの大切さ」
を強く学ぶことができました。
次回は、王道ともいえる「銀行株」について話したいと思います。

