暗号資産投資③|超絶楽観視からの絶望

「暗号資産のリアル投資」シリーズ

ビットコインを購入してから売却するまで、一度も含み益になることはありませんでした。

「なぜこんなに下がるのか?」

原因を知りたくて毎日のように調べました。

しかし、24時間動き続ける暗号資産市場に飲み込まれ、気づけば完全に思考停止。

これが、当時の私の結論です。

含み損が当たり前になった2年半

2021年10月に購入したビットコインは、その後も下落を続けました。

約2年半の保有期間中、一度も含み益になることはなく、毎月のように含み損が膨らんでいきました。

「下がるには必ず理由があるはず。」

そう思い、必死に情報を集めました。

ネットには正反対の情報ばかり

検索すると、目に入るのは極端な意見ばかりでした。

「暗号資産はこれから大暴騰する!」

「暗号資産の時代は終わった。現物通貨に価値が戻る!」

初心者だった私には、どちらが正しいのか判断できません。

アクセス数を狙った刺激的な情報も多く、本当に知りたい情報にはなかなかたどり着けませんでした。

歴史が浅い市場の難しさ

ドル円の為替であれば、長い歴史があり、過去の値動きからさまざまな分析ができます。

しかし、暗号資産は歴史が浅く、

「どのような情勢で、どのような値動きをするのか」

まだ十分なデータが蓄積されていない世界だと感じました。

もちろん、その中でも利益を出している方はたくさんいます。

それは本当に素晴らしいことです。

ですが、私個人の感覚では、暗号資産はギャンブル性が非常に高く、初心者が簡単に手を出す商品ではないと思いました。

24時間動く相場が心を削る

暗号資産は24時間365日、いつでも価格を確認できます。

これが思っていた以上に精神的な負担でした。

スマホを開けば、いつでも相場が見られる。

そして気になり始めると止まりません。

「今、買ったほうがいいのでは?」

「今なら売るべきでは?」

そんな考えが頭から離れなくなり、相場に生活を支配されるような感覚になっていきました。

投資は冷静な判断が必要ですが、24時間動く市場は、その冷静さを少しずつ奪っていきます。

含み損70%でたどり着いた結論

それでも価格は下がり続けました。

そして2022年12月。

ついに含み損は**マイナス70%**に到達しました。

購入当初の「そのうち戻るだろう」という楽観は、完全になくなっていました。

そして私なりに、一つの結論を出しました。

「これは素人が安易に手を出してはいけない世界だ。」

購入金額の70%が消える。

全滅ではありません。

でも、ドラクエの4人パーティーなら、3人は棺桶に入っている状態です。

対ゾーマ戦なら全滅確実です。

笑い話のようですが、そのくらいの衝撃でした。

こうして、私の暗号資産投資の「ファーストステージ」は終わりを迎えます。

次回予告

実は、私が購入したのはビットコインだけではありませんでした。

リップルやビットコインキャッシュにも手を出していたのです。

次回は、それぞれを購入した理由と、その結末についてお話ししたいと思います。

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