「億り人って知ってる?」
この一言が、私と暗号資産の最初の出会いでした。
暗号資産? 最初は4文字熟語だと思っていた
「暗号資産」。
初めて聞いたときは、何のことかまったくわかりませんでした。
子どもの頃には存在しなかった言葉です。
当時の私にとっては、PPAPと同じくらい意味不明な四文字熟語でした(笑)。
「億り人」という衝撃
私が初めて「億り人」という言葉を聞いたのは、2017年ごろ。
小学校の同級生で、質屋を営んでいる友人と飲んでいたときでした。
「億り人って知ってる?」
もちろん知りません。
「ビットコインで1億円以上稼いだ人のことだよ。」
そう教えてもらいました。
当時は映画『おくりびと』が話題になっていたこともあり、それをもじって生まれた言葉だったそうです。
仮想通貨で巨額の資産を築いた人たち。
正直、にわかには信じられませんでした。
「そんな世界もあるんだな。」
それくらいの感覚です。
私にとっては、雲の上の話。
まるでおとぎ話のように聞こえていました。
当時の私は、投資初心者だった
その頃の私は、投資に少し興味を持ち始めた程度。
「自分には関係のない世界だ。」
そう思っていました。
まさか数年後、自分が暗号資産を買うことになるとは、夢にも思っていませんでした。
コロナ禍で、空気が変わった
時は流れ、2021年後半。
コロナ禍で景気は不透明。
株価も今のような勢いはなく、会社の業績も厳しい時代でした。
同じ職場には、私と同じように投資をしている仲間がいました。
iDeCoもほぼ同じ時期に始め、個別株にも取り組んでいました。
ある日、彼がこう言いました。
「バフェットの言う『ゆっくりお金持ちになる』って考え方はわかった。でも、それじゃ今の生活は変わらない。俺は仮想通貨に賭ける!」
その言葉が、とても印象に残っています。
夢を追いかけたい。
人生を変えたい。
あの頃は、そう思う人が決して少なくなかったのだと思います。
そして、私も動き出した
あれから約5年。
「自分には関係ない」と思っていた暗号資産の世界へ、私自身も一歩踏み出すことになります。
投資を続けていると、考え方は少しずつ変わるものです。
あの日は笑って聞いていた「億り人」という言葉。
それが、自分の行動を変えるきっかけになるとは思ってもいませんでした。
次回予告
人生で初めて買った暗号資産は何だったのか。
そして、なぜその取引所を選んだのか。
実際の体験を交えながら、お話ししたいと思います。

