初心者の株式投資⑧|若い力は、どこへ向けたらいいのか

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若い子たちの速度は、本当に違う

若い子たちの投資を学ぶ速度感は、本当に違います。

その中でも、ひとりだけ飛び抜けて順応力の高い子がいます。

『本当の自由を手に入れる お金の大学』も読み終わり、いよいよ投資のスタートラインに立ったのかなと思います。

そこで彼には、まず、

毎月の給料から出ていく固定費を全部書き出してみる。

そのうえで、

「毎月いくらなら投資に回せるのか」

を見える化してみるようにアドバイスしました。

いきなり投資額を決めるのではなく、

自分のお金がどこに流れているのかを知る。

まずは、ここからです。


「NISA貧乏」という言葉に違和感がある

最近では、

「NISA貧乏」

という言葉も出てきました。

投資にお金を回しすぎて、日々の生活や経験に使えるお金がなくなってしまう。

そんな状態を指す言葉なのでしょう。

言葉としてはキャッチーです。

ただ、私はこの言葉に少し違和感があります。

私の考えでは、

NISAが悪いのではありません。

問題なのは、

若い時代にしかできないことに、お金を使う力まで失ってしまうこと。

こちらの方だと思っています。


20代だからできる経験がある

20代でなければできない経験は、確かにあります。

旅行。

友人との時間。

趣味。

挑戦。

失敗。

時には、少し無駄なお金を使うことだって経験になります。

そして、人生の中では、

「今、このお金が必要だった」

という場面も必ず出てきます。

もちろん、すべてのお金を使えと言っているわけではありません。

投資も大切です。

貯金も必要です。

でも、

経験に使うお金も、人生における大切な投資です。


30代、40代になると環境は変わる

30代、40代と年齢を重ねていくと、

友人や知人と会う機会も少しずつ減っていきます。

仕事や家庭など、それぞれの生活があります。

お金の使い方も変わってきます。

だからこそ、

今しかできないことにお金を使う。

これも、若い世代にとっては大切なことだと思います。


NISAに全振りする必要はない

NISAが素晴らしい制度であることは、間違いないと思います。

長期的な資産形成を考えるうえで、とても有効な制度です。

ただ、

NISAに全振りする必要はありません。

投資にお金を回しすぎて、

「旅行に行けない」

「友人と遊べない」

「新しいことに挑戦できない」

となってしまったら、本末転倒です。

特に、まだ独身の若者であれば、

これからの経験や挑戦にお金を使う余地も残しておいてほしい。

私はそう思っています。


若い力を、どこへ向けるのか

若い時代は、私自身もそうでしたが、

すぐに結果を求めたり、

極端な考え方に走ったりすることがあります。

だからこそ、私たち40代の人間が、

「こうしなさい」

「これが正解だ」

と若い力の向かう先を決めてしまってはいけないと思っています。

もちろん、アドバイスは必要です。

危ない道に進みそうなら、

「そっちは危ないよ」

と伝えることも必要です。

でも、最後に決めるのは本人です。


人生は、自分で決める

投資も人生も、

正解は一つではありません。

投資にたくさん回す人もいる。

経験にたくさん使う人もいる。

資格や勉強に使う人もいる。

それぞれでいい。

私たちができるのは、

「こんな考え方もあるよ」

と伝えることくらいなのかもしれません。

結局、人生は自分で決めるものです。

氷河期パパ塾でも、

投資の方法だけを教えるのではなく、

「お金を使って、どんな人生を送りたいのか」

そこまで一緒に考えていければと思っています。

次回は、他の門弟たちについても話したいと思います。

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