富裕層の資産と不動産への憧れ
銀行株と並び、高配当株として有名なのが不動産関連株です。
さまざまな書籍や情報を調べると、「富裕層の資産の大半は不動産で構成されている」という話をよく目にします。
しかし、一般庶民が現物不動産を所有することは、自宅を除けば簡単ではありません。
不動産投資には与信が必要ですし、投資用ローンの金利は住宅ローンより高く設定されています。レバレッジを効かせられる反面、専門知識も求められます。
さらに賃貸経営では空室リスクもあります。
氷河期パパも、いまだに自宅以外の不動産を所有していません。
一度は購入してみたいと思うのですが、なかなか踏み切れないのが現実です。
少額で不動産オーナー気分を味わえる不動産株
その点、不動産株やREIT(不動産投資信託)は、現物不動産のようなレバレッジは使えないものの、少額から不動産投資に参加できます。
保有しているだけで配当や分配金を受け取ることができるため、インカムゲインを重視する投資家には魅力的な投資先です。
また、配当基準日をうまく組み合わせれば、自分だけの「毎月分配型マネーマシン」を作ることもできます。
そんなうたい文句に惹かれ、氷河期パパも不動産関連株へと参入しました。
高配当の裏に潜む落とし穴
実際に投資してみると、高配当であることは間違いありません。
しかし、その一方で社会情勢や金利動向、法改正などによって、株価が大きく毀損するリスクもあります。
私もこれまで、MIRARTHホールディングス や複数のJ-REITを保有してきましたが、配当利回り以上に株価が下落する場面を何度も経験しました。
先輩投資家は「安いときに仕込めばいい」と簡単に言います。
しかし、2~3年にわたって下がり続ける株を保有し続けることは、想像以上に精神的な負担があります。
含み益になっても安心できない
さらに厄介なのは、株価が回復して含み益になった後です。
長期間の下落を経験していると、
「また下がる前に売ってしまいたい」
という気持ちが強くなります。
利益を最大化するよりも、まずは利益を確定したいという心理に支配されてしまうのです。
投資の本には書かれていない、実際に経験した人だけが分かる感覚かもしれません。
底値は後からしか分からない
私が保有していた コード:3471 は、2025年初めに購入し、半年後には含み益のまま売却することができました。
結果として利益は得られましたが、その後も年末までは株価が上昇し続けました。
一方で、2026年に入ると再び下落局面に入っています。
チャートを後から見れば、
「あのときが底だった」
と簡単に言えます。
しかし、リアルタイムで動いているマーケットの中で底値を見極めることは、ほぼ不可能だと思っています。
氷河期パパが考える今後の戦略
今後は、
- 利回りが自分の想定を超えたら購入する
- 基本は長期保有を前提とする
- 株価上昇により利回りが想定を下回ったら売却を検討する
という投資方法が、自分には合っているのではないかと考えています。
そう考えると、2026年下期は再び不動産関連株を購入するチャンスが訪れるかもしれません。
もちろん、これは短期売買ではなく中長期投資の考え方です。
日々の値動きに一喜一憂してしまう人には、あまり向いていない投資先かもしれません。
まとめ|高配当の魅力と長期保有の覚悟
不動産関連株は、高配当を受け取りながら不動産投資に参加できる魅力的な投資先です。
一方で、金利上昇や景気後退の影響を受けやすく、株価の変動も決して小さくありません。
「高配当だから安心」ではなく、
「長期間保有する覚悟があるか」
が重要なセクターだと感じています。
私自身、まだ試行錯誤の途中ですが、今後も注目していきたい分野のひとつです。
次回は、高配当株とは対照的な成長株の代表格である オリエンタルランド と サンリオ についてお話ししたいと思います。

