米国株は、ティッカーと呼ばれるアルファベットで表記されることがあります。
当時の私は、スクリーニング機能など使わず、
ネットや雑誌を見ながら「高配当株」をひたすら探していました。
本来であれば、
- なぜその企業は高配当なのか
- その配当は持続可能なのか
- メリットとデメリットは何か
こういった部分まで考えなければいけません。
しかし当時は、「配当貴族」という言葉が飛び交うほどの米国株ブーム。
高配当=正義。
そんな空気感が確かにありました。
高配当は悪ではない。でも“それだけ”は危険
今の私の考えとして、高配当そのものを否定するつもりはありません。
ただ、高配当企業というのは、
「企業が利益を再投資する先が少ない」
と市場から判断されるケースもあります。
つまり、配当を出す代わりに、成長性が低いと見られる場合もあるということです。
一方で、いわゆるGAFAMのような企業は、配当はほとんどありません。
しかし、株価の成長率は配当利回りを大きく上回ることがあります。
- 今すぐ配当が欲しいのか
- 将来の成長に投資したいのか
これは本当に難しい問題です。
ただ、「高配当だから買う」という思考停止の投資は危険だと、今では思っています。
「QYLD」に夢を見た話
その代表例が、「QYLD」でした。
当時の氷河期パパは、
配当利回り10%超という数字に完全に心を奪われていました。
まさに、
「金の卵を産むニワトリ」
そう信じ込んでいたのです。
わからない商品に投資してはいけない
今だから言えますが、当時の私は、
- コールオプション
- プットオプション
- カバードコール戦略
これらを、ほとんど理解せずに投資しようとしていました。
かなり危険です。
本当にやめた方がいいです。
投資の鉄則はシンプルです。
「理解できないものには投資しない」
これに尽きます。
配当は出ても、株価が下がる苦しさ
結局、「QYLD」は徐々に株価を下げていきました。
もちろん配当は入ってきます。
しかし、元本が減っていく感覚は、精神的にかなりきついです。
その横で、「QQQ」のようなNASDAQ指数はどんどん上昇していく。
すると今度は、
「普通に指数へ投資していればよかったのでは?」
という機会損失のストレスまで生まれます。
最終的に全部売却した
最終的に、私はすべて売却しました。
残ったのは、
- 含み損を抱え続けるストレス
- 理解しきれない商品を持つ不安
- 難しいオプション戦略への恐怖
でした。
ただ、その失敗経験だけは大きな財産になったと思っています。
高配当投資は「理解してから」買うべき
高配当投資そのものは悪くありません。
実際、配当金があることで精神的に安定する人もいますし、
キャッシュフローを重視する戦略も十分ありです。
ただし、
「利回りが高いから」
その理由だけで飛びつくのは危険です。
特に、仕組みが複雑な商品については、
- 何に投資しているのか
- どうやって配当を出しているのか
- どんな局面に弱いのか
最低限ここは理解してから投資した方がいいです。
次回予告|ナンピン買いのリアル
次回は、多くの投資初心者が一度はハマる、
「ナンピン買い」
について、リアルな体験談を書こうと思います。

