米国株のリアル投資②|高配当信者だった中間期と「QYLD」で学んだこと

「米国株のリアル投資」シリーズ

米国株は、ティッカーと呼ばれるアルファベットで表記されることがあります。

当時の私は、スクリーニング機能など使わず、
ネットや雑誌を見ながら「高配当株」をひたすら探していました。

本来であれば、

  • なぜその企業は高配当なのか
  • その配当は持続可能なのか
  • メリットとデメリットは何か

こういった部分まで考えなければいけません。

しかし当時は、「配当貴族」という言葉が飛び交うほどの米国株ブーム。
高配当=正義。
そんな空気感が確かにありました。


高配当は悪ではない。でも“それだけ”は危険

今の私の考えとして、高配当そのものを否定するつもりはありません。

ただ、高配当企業というのは、

「企業が利益を再投資する先が少ない」

と市場から判断されるケースもあります。

つまり、配当を出す代わりに、成長性が低いと見られる場合もあるということです。

一方で、いわゆるGAFAMのような企業は、配当はほとんどありません。
しかし、株価の成長率は配当利回りを大きく上回ることがあります。

  • 今すぐ配当が欲しいのか
  • 将来の成長に投資したいのか

これは本当に難しい問題です。

ただ、「高配当だから買う」という思考停止の投資は危険だと、今では思っています。


「QYLD」に夢を見た話

その代表例が、「QYLD」でした。

当時の氷河期パパは、
配当利回り10%超という数字に完全に心を奪われていました。

まさに、

「金の卵を産むニワトリ」

そう信じ込んでいたのです。


わからない商品に投資してはいけない

今だから言えますが、当時の私は、

  • コールオプション
  • プットオプション
  • カバードコール戦略

これらを、ほとんど理解せずに投資しようとしていました。

かなり危険です。

本当にやめた方がいいです。

投資の鉄則はシンプルです。

「理解できないものには投資しない」

これに尽きます。


配当は出ても、株価が下がる苦しさ

結局、「QYLD」は徐々に株価を下げていきました。

もちろん配当は入ってきます。
しかし、元本が減っていく感覚は、精神的にかなりきついです。

その横で、「QQQ」のようなNASDAQ指数はどんどん上昇していく。

すると今度は、

「普通に指数へ投資していればよかったのでは?」

という機会損失のストレスまで生まれます。


最終的に全部売却した

最終的に、私はすべて売却しました。

残ったのは、

  • 含み損を抱え続けるストレス
  • 理解しきれない商品を持つ不安
  • 難しいオプション戦略への恐怖

でした。

ただ、その失敗経験だけは大きな財産になったと思っています。


高配当投資は「理解してから」買うべき

高配当投資そのものは悪くありません。

実際、配当金があることで精神的に安定する人もいますし、
キャッシュフローを重視する戦略も十分ありです。

ただし、

「利回りが高いから」

その理由だけで飛びつくのは危険です。

特に、仕組みが複雑な商品については、

  • 何に投資しているのか
  • どうやって配当を出しているのか
  • どんな局面に弱いのか

最低限ここは理解してから投資した方がいいです。


次回予告|ナンピン買いのリアル

次回は、多くの投資初心者が一度はハマる、

「ナンピン買い」

について、リアルな体験談を書こうと思います。

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