日本株のリアル投資⑧|塩漬け株

「日本株のリアル投資」シリーズ

年末に含み損を整理する理由

氷河期パパは、証券口座を「源泉徴収あり」に設定しているため、基本的に年末に損失確定を行っています。

確定申告をすれば損失を3年間繰り越すこともできますが、分離課税分が総合課税として扱われることで社会保険料に影響する可能性があると考え、基本的には確定申告を行っていません。

※制度の解釈については個人の理解によるものですので、詳細は税理士や税務署にご確認ください。

毎年年末になると、その年の含み損銘柄は原則としてすべて売却します。もちろん損出し後に買い戻すケースもありますが、基本的には買い直しは行いません。

そのため、ここ数年は一つの例外を除いて塩漬け株はありませんでした。


唯一の例外はNISAで買った個別株

その例外が、NISA成長投資枠で購入した銘柄です。

NISAで購入した株が含み損になった場合、売却しても通常の課税口座のように損益通算や損失繰越の対象にはなりません。

利益が出ても非課税ですが、損失が出ても税制上のメリットはありません。

NISAといえば「利益が非課税」という点に注目が集まりがちですが、損失については税金面での救済がないのです。

実はこれを深く理解したのは購入後でした。

そのため、含み損になったNISA銘柄は、心理的にも塩漬け株になりやすいと感じています。

そう考えると、NISA枠は投資信託の積立に使い、長期保有で資産形成を目指すのが王道なのかもしれません。

それでも氷河期パパは、個別株を買いたい衝動に負けてしまうのです。


現在の塩漬け株は「スカイマーク」

現在も保有している塩漬け株があります。

それが、スカイマークです。

長らく含み損を抱えていますが、私にも言い分があります。

以前購入した「JAL」や「ANA」は、含み損の状態で売却しました。

しかし、「スカイマーク」だけはNISAで購入していたのです。

なぜNISAで買ったのか、今となっては記憶が曖昧ですが、当時は将来性を期待していたのでしょう。

現在の含み損は、なんと約マイナス60%。

数字だけ見れば、リーマンショック級と言ってもいいほどの大幅な下落です。


損切りしないのは戒めのため

それでも売却しない理由があります。

それは、自分自身への戒めです。

証券アプリを開くたびに、この含み損が嫌でも目に入ります。

「あの時、なぜ買ったのか」

「本当に十分な分析をしていたのか」

そう自問するきっかけになります。

結果として、この塩漬け株が安易な個別株投資へのブレーキ役になっています。

投資の失敗は決して気持ちの良いものではありません。

しかし、その失敗を忘れずに次へ生かすこともまた、投資家として大切な経験だと思っています。


次回予告

次回は、2025年度に急騰し、その後急落した下水道関連株についてお話しします。

「テーマ株の怖さ」を身をもって体験した事例として紹介したいと思います。

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