日本株のリアル投資⑬|通販会社に投資するべきか

「日本株のリアル投資」シリーズ

ベルメゾンとの出会い

千趣会といえば、通販大手のベルメゾンです。

私が若い頃から存在していた会社で、ニッセンと並ぶ通販業界の大手というイメージがありました。

当時は、どこへ行っても分厚いカタログが置かれていて、主婦向け通販の代表格ともいえる存在だったと思います。

個別株を調べているうちに、千趣会が上場企業であることを知り、株主優待にも魅力を感じて投資を検討しました。


若い頃のイメージで投資しようとした

しかし、そこには大きな落とし穴がありました。

改めて感じたのは、

「若い頃の感覚は、投資判断の材料としては危険」

ということです。

時代は大きく変わり、現在の通販市場はECサイトが主役です。

日本国内でもAmazonや楽天が圧倒的な存在感を持ち、配送車を見ない日はないほどになっています。


株主優待は悪くなかった

実際に株主優待を受けたことがあります。

確か4,000円程度のベルメゾンのクーポンで、家族で何を買うか悩んだ結果、妻が気に入った金属製の傘立てを購入しました。

優待そのものには満足していました。

ただ、投資家として見ると話は別でした。


ECサイトとの競争は想像以上に厳しい

ここからは氷河期パパ目線です。

ECサイトが急速に発展したことで、買い物は非常に便利になりました。

その一方で、ベルメゾンをはじめとする従来型の通販会社は、

  • 取扱商品の数が少ない
  • 選択肢が限られる
  • 価格競争力が弱い
  • ポイント制度が見劣りする
  • サイトの使いやすさで差がある

といった課題を感じました。

Amazonや楽天に慣れてしまうと、どうしても比較対象になってしまいます。

通販会社が苦戦している理由も、利用者目線で見ると理解できてしまいました。


株価は期待通りには動かなかった

株主優待の権利確定後は株価が下落。

掲示板を見ても、

  • 優待改悪への不安
  • 優待廃止リスク
  • 業績低迷への懸念

など、ネガティブな意見が多く見られました。

最終的に私は売却しましたが、結果的には判断を間違えていなかったと思っています。

おそらく今後、私自身がベルメゾンを利用する機会もあまりないでしょう。


株主優待だけで投資してはいけない

今回の投資で学んだことはシンプルです。

株主優待だけを理由に投資するのは危険。

優待は魅力的に見えますが、それだけでは企業価値は向上しません。

投資で重要なのは、

  • 業績が伸びるのか
  • 利益を生み続けられるのか
  • 時代の変化に対応できるのか

という点です。


まとめ|過去の栄光だけでは勝てない

過去に成功した企業だからといって、未来も成功するとは限りません。

過去の栄光は、あくまでも過去の栄光です。

今後も成長を続けるためには、企業自身が変化し続ける必要があります。

ベルメゾンには、利用者アンケートや顧客の声を積極的に活用し、中高年層だけでなく若年層にも支持されるサービスへ進化してほしいと思います。

投資家としても、

「昔よく知っている会社だから買う」のではなく、今の競争力を見ることの大切さを学んだ銘柄でした。

氷河期パパの教訓

「株主優待はおまけ。投資判断は企業の未来で決める。」

次回は飲食チェーンについてです。

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