ベルメゾンとの出会い
千趣会といえば、通販大手のベルメゾンです。
私が若い頃から存在していた会社で、ニッセンと並ぶ通販業界の大手というイメージがありました。
当時は、どこへ行っても分厚いカタログが置かれていて、主婦向け通販の代表格ともいえる存在だったと思います。
個別株を調べているうちに、千趣会が上場企業であることを知り、株主優待にも魅力を感じて投資を検討しました。
若い頃のイメージで投資しようとした
しかし、そこには大きな落とし穴がありました。
改めて感じたのは、
「若い頃の感覚は、投資判断の材料としては危険」
ということです。
時代は大きく変わり、現在の通販市場はECサイトが主役です。
日本国内でもAmazonや楽天が圧倒的な存在感を持ち、配送車を見ない日はないほどになっています。
株主優待は悪くなかった
実際に株主優待を受けたことがあります。
確か4,000円程度のベルメゾンのクーポンで、家族で何を買うか悩んだ結果、妻が気に入った金属製の傘立てを購入しました。
優待そのものには満足していました。
ただ、投資家として見ると話は別でした。
ECサイトとの競争は想像以上に厳しい
ここからは氷河期パパ目線です。
ECサイトが急速に発展したことで、買い物は非常に便利になりました。
その一方で、ベルメゾンをはじめとする従来型の通販会社は、
- 取扱商品の数が少ない
- 選択肢が限られる
- 価格競争力が弱い
- ポイント制度が見劣りする
- サイトの使いやすさで差がある
といった課題を感じました。
Amazonや楽天に慣れてしまうと、どうしても比較対象になってしまいます。
通販会社が苦戦している理由も、利用者目線で見ると理解できてしまいました。
株価は期待通りには動かなかった
株主優待の権利確定後は株価が下落。
掲示板を見ても、
- 優待改悪への不安
- 優待廃止リスク
- 業績低迷への懸念
など、ネガティブな意見が多く見られました。
最終的に私は売却しましたが、結果的には判断を間違えていなかったと思っています。
おそらく今後、私自身がベルメゾンを利用する機会もあまりないでしょう。
株主優待だけで投資してはいけない
今回の投資で学んだことはシンプルです。
株主優待だけを理由に投資するのは危険。
優待は魅力的に見えますが、それだけでは企業価値は向上しません。
投資で重要なのは、
- 業績が伸びるのか
- 利益を生み続けられるのか
- 時代の変化に対応できるのか
という点です。
まとめ|過去の栄光だけでは勝てない
過去に成功した企業だからといって、未来も成功するとは限りません。
過去の栄光は、あくまでも過去の栄光です。
今後も成長を続けるためには、企業自身が変化し続ける必要があります。
ベルメゾンには、利用者アンケートや顧客の声を積極的に活用し、中高年層だけでなく若年層にも支持されるサービスへ進化してほしいと思います。
投資家としても、
「昔よく知っている会社だから買う」のではなく、今の競争力を見ることの大切さを学んだ銘柄でした。
氷河期パパの教訓
「株主優待はおまけ。投資判断は企業の未来で決める。」
次回は飲食チェーンについてです。
