それでは、住宅ローンから始めましょう。
賃貸に住んでいる方は読み飛ばしても問題ありません。
ただし、火災保険の見直しで月の支払いが下がる可能性はありますので、一度確認してみる価値はあります。
住宅ローンは、多くの人にとって35年続く“人生最大級の固定費”です。
毎月必ず支払いが発生します。逃げられません。
最近では50年ローンもありますが、現役世代を超えて返済が続く設計は、個人的にはあまり良策とは思っていません。
まずは「現状把握」から
最初にやるべきことは、契約した金融機関の書類を集めることです。
確認するのは、主にこのあたり。
- 毎月の返済額
- 金利(固定・変動)
- 残債
- 残り返済年数
- 年収に対する返済割合
- 固定資産税
- 固定資産税の軽減措置終了時期
- 住宅ローン控除の終了時期
ここを把握せずに投資を始めるのは、地図なしで山に入るようなものです。
特に固定資産税の軽減措置終了は、インパクトが大きいです。
「今の固定資産税」ではなく、
“軽減終了後の本来の金額”を知っておくべきです。
また、住宅ローン控除も非常に大きな制度です。
氷河期パパの時代は10年でしたが、現在は新築住宅で13年控除のケースもあります。
本当の「住居費」を計算する
住居費は、住宅ローンだけではありません。
戸建て
住居費
マンション
住居費
この数字を把握しているかどうかで、家計管理の精度はかなり変わります。
知らずに始めるより、知ってから始めた方が絶対にいいです。
変動金利は「余力」が命
特に変動金利で組んでいる人は要注意です。
5年ルールや125%ルールがあるため、急激に返済額が跳ね上がることはありません。
しかし、問題は“支払いが増えない”ことではなく、元金が減らなくなることです。
年収の8倍以上借りている人に、氷河期パパは株式投資をおすすめしません。
ましてや、ワンルーム投資のサブリース契約まで抱えている人は、かなり危険です。
投資と住宅ローンを甘く見ると危険
株式市場は急落します。
さらに金利上昇が重なると、
- 投資資産は減る
- 住宅ローン負担は増える
というダブルパンチが発生します。
最悪の場合、自宅を失う可能性すらあります。
まさにジ・エンドです。
「借りられる額」と「返せる額」は違う
リスク許容度は人それぞれです。
ただ、金融機関が貸してくれる最大値まで借りている人は、まず生活スタイルの見直しから始めるべきです。
これ、本当に大事です。
氷河期パパの場合
氷河期パパは、年収の約5倍の借り入れで自宅を建て替えました。
そして、住宅ローン返済から9年経過したタイミングで、株式投資を本格スタートしています。
理想を言えば、
- 住宅ローン控除終了
- 固定資産税軽減終了
- 家計が完全に安定
このあたりを迎えてから投資を加速させる方が、安全性は高いと思っています。
固定資産税の軽減終了は、思った以上にメンタルへ効きます。
急な出費って、本当に精神を削るんですよ。
まずは「数値化」
支払いの最大値を理解していないと、家計は一気に崩壊する可能性があります。
ここから先は、
「なんとなく」ではなく、
自分の状況を“数値化”して把握する段階です。
投資は、そのあとです。
次回予告
次回は「iDeCo」について書いていきます。

