経済的な出産の限界年齢について考える

投稿
Parents holding their baby high under the blue sky

子どもの年齢と親の定年を考える

誤解のないように最初にお伝えしておきますが、今回のテーマは女性蔑視や体力的な問題ではありません。

あくまでも、一般的なサラリーマン家庭における「経済的な目線」から、子どもを持つ年齢について考えてみたいと思います。

氷河期パパの場合、子どもが生まれた年齢は次のとおりです。

  • 第一子:父38歳・母38歳
  • 第二子:父40歳・母40歳

父親が60歳で定年を迎えたとき、第一子は22歳、第二子は20歳になります。

つまり、子どもたちが大学に通っている可能性のある時期に、親は定年を迎えることになります。

これが、今回考えたいポイントです。

55歳以降の賃金減少という現実

サラリーマンの場合、会社によっては55歳以降に賃金が減額されることがあります。

私の会社では月額16,000円の減額があります。

さらに、60歳以降は、それまでの役職などを踏まえて賃金が算定されますが、雇用形態や勤務条件によっては大幅に収入が減るケースもあります。

仮に、東京都の最低賃金を参考に、時給1,280円で働くとしましょう。

1日8時間、月20日勤務で残業なしの場合、計算は次のとおりです。

  • 日給:1,280円 × 8時間 = 10,240円
  • 月給:1,280円 × 8時間 × 20日 = 204,800円

※時給1,280円と仮定した試算です。実際の最低賃金や自治体の支援制度、勤務条件などによって金額は変わります。

月給約20万円という金額は、決して余裕のある水準とはいえません。

もちろん、再雇用後も現役時代に近い給与を維持できる人もいますし、配偶者の収入があれば家計事情も変わります。

しかし、収入が大きく減る可能性を考えておくことは大切です。

大学進学の費用をどう考えるか

仮に、子どもが私立大学に進学した場合、授業料や入学金だけでなく、通学費、教材費、一人暮らしをするなら家賃や生活費も必要になります。

親の収入が月20万円程度になった状況で、住宅ローンや日々の生活費を払いながら大学費用まで負担するのは、簡単なことではありません。

「18歳になったら就職すればいい」という考え方もあります。しかし、子ども自身の希望や将来の可能性を考えれば、進学という選択肢も残しておきたいところです。

「奨学金を借りればいい」という考え方もありますが、奨学金を借りずに進学できる選択肢も、できる限り用意しておきたいと思います。

大学進学率をおおむね6割と考えるなら、子どもが進学する可能性を前提に家計を設計しておく必要があるのではないでしょうか。

氷河期パパが考える2つのボーダーライン

そこで、私は親の年齢と子どもの年齢から、2つの目安を考えました。

① 親55歳・子22歳

最後の子どもを33歳までに持つ。

55歳以降に賃金が減少する可能性を考え、子どもが大学を卒業する年齢までに、教育費の負担をある程度終えられるようにする考え方です。

② 親60歳・子22歳

最後の子どもを38歳までに持つ。

こちらは、60歳で定年を迎えることを一つの区切りとした目安です。

ただし、これは大学卒業年齢を22歳と仮定した単純な計算です。浪人や留年、大学院への進学などによって、実際の負担期間は変わります。

また、55歳や60歳で収入が減るかどうかも会社によって異なります。

あくまでも、将来の家計を考えるためのボーダーラインです。

収入が高くても油断はできない

「うちは給料が高いから問題ないよ」という方もいるでしょう。

確かに、現役時代の収入が高ければ、教育費を準備しやすくなります。

しかし、将来にわたって賃金が上がり続ける保証はありません。賃金が上がっても、それ以上に物価が上がれば、実質的な購買力は低下します。

大学の授業料や生活費が今後どう変わるのかも、確実には予測できません。

大切なのは、現在の収入だけで判断するのではなく、収入が減った場合でも家計が維持できるかを考えておくことだと思います。

氷河期パパ家は黄色信号

氷河期パパの場合、最後の子どもが生まれたのは父親40歳のときです。

今回設定した38歳というボーダーラインを、すでに超えています。

つまり、わが家は黄色信号が点滅中ということになります。

もちろん、年齢だけで子どもを持つタイミングの良し悪しが決まるわけではありません。家庭ごとの事情もありますし、何より子どもは計算どおりに育つものではありません。

だからこそ、できることは早めに準備しておきたいと思います。

これからは、日々の生活を楽しみながら、投資と貯蓄のバランスを取り、将来の教育費や老後資金を増やしていくつもりです。

今回は、一般的なサラリーマン家庭を想定し、経済面から出産年齢のボーダーラインを考えてみました。

子どもを持つ年齢に正解はありません。

ただ、親の定年と子どもの進学時期が重なる可能性については、事前に考えておいて損はないと思います。

以上、氷河期パパでした!

タイトルとURLをコピーしました